【このサイトについて】
整体師(身体均整師)として発信している身体の歪みや整体に関する情報を下記目次にまとめ、順次作成中です。

その中から優先的にお伝えしたいことを、これまでに2サイト公開しています(目次内にリンク)。

3つめの今回は第一章から、骨盤に関する項目を「骨盤と整体の情報館」としてまとめました→

【第一章】
体の不調は歪みが原因?

歪みにもまた原因がある

昔の歪みと現代の歪みは原因が違う

「普通の歪み」と「内臓からの歪み」

昔の歪みは「普通の歪み」

普通の歪みが内臓へ与える影響

現代の歪みは「内臓からの歪み」

内臓からの歪み+普通の歪みでより複雑に

 例1.肝臓疲れによる歪み

 例2.頭の疲れによる歪み

内臓からの歪み三大原因「食事」「睡眠」「運動」

ギックリ腰を例に

 例1.食べ過ぎ、飲み過ぎが原因した場合

 例2.睡眠不足が原因した場合

 例3.運動不足が原因した場合

ギックリ腰を起こしやすい「骨盤と背骨の境目」

骨盤のしくみ

(1)「骨盤が開く」とは?

(2)骨盤の構成

(3)骨盤の横開閉

(4)骨盤の縦開閉

(5)骨盤の弛みと締まり

(6)骨盤ダイエット

内臓からの歪みを防ぐ鍵は「運動」に

運動で食事の乱れをフォロー

運動で体を疲れさせて、深い眠りに

運動以外に頼ろうとすると

運動する暇がなければ、日常動作の質を上げる

時間がない、というあなたのために

日常生活をそのまま運動にしてしまおう

 

【第二章】
日常生活が運動になる人、ならない人

全然運動していないのに、健康な人がいるのはなぜ?

運動とは?

日常の歩きが‘運動’になるか、単なる‘移動手段’のままかの分かれ目

 考察その1‘第二の心臓’

 考察その2‘屈筋と内臓’

 考察その3‘伸筋とストレス’

 考察その4‘腰痛、膝痛防止及び美容’

運動不足には‘量’と‘質’の二種類がある

運動‘量’不足による内臓からの歪み

(1)肝臓臓疲れからの腰痛

(2)肝臓疲れからの自律神経失調

運動の‘質’不足から起こる三つの歪み

(1)一部の使い過ぎによる歪み

(2)使われない部分の歪み

(3)上記のそれぞれが内臓へ影響した歪み

 

【第三章】
質のよい動きのできる体を作る

間違った歩き方のいろいろと主に負担がかかる箇所

(1)ネコパンチ歩き

外くるぶし(外果)→骨盤(仙腸関節)→頭痛、腰痛

外くるぶし(外果)→腰椎2番→肝臓

股関節内向き→子宮・卵巣、O脚

(2)ネコキック歩き

足首ゆるみすぎ(底屈傾向)→脳疲労

膝が内向き→膝痛、腰痛、外反母趾、X脚

足の親指(肝経)→肝臓

(3)コンパス歩き

骨盤閉まりすぎ→子宮・卵巣、O脚

(4)オラオラ歩き

骨盤開きすぎ→子宮・卵巣、O脚

運動の質を学べば日常生活がそのまま運動に

まずは正しい立ち方、座り方、歩き方から

 

【参考サイト】

身体均整師会

体玄塾

the_river_knows

 

 

 

骨盤の縦開閉

 

 
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【骨盤の縦開閉】

では、縦に開くとはどのような状態でしょうか。骨盤全体をお椀だとイメージして下さい。お椀を伏せて斜めに傾けた状態を正常な骨盤の位置だとします。

縦の正常位置

そこからお椀を上に向けていくと、これが縦に開いた状態です。専門的には腸骨が後方に回転しているという意味で、「後方腸骨」と言います。

縦に開いた骨盤
※分かりやすいように、動きを誇張して撮影しています。

先ほどの正常な位置から今度はさらに伏せていくと、これが縦に閉じた状態。「前方腸骨」です。

縦に閉じた骨盤
 

ヒップアップしたお尻を思い浮かべて下さい。キュッと締まったお尻です。このときお尻の中での骨盤の動きは前方腸骨、もしくは縦に閉じた状態。

ヒップアップ
 

逆にお尻が落ちた姿勢(ヒップダウン)もイメージしてみて下さい。こちらが後方腸骨で、縦に開いた状態です。

ヒップダウン
 

ご自身でヒップアップとヒップダウンの動きを交互にしてみるとよく分かりますが、腹筋と背筋、ももの表と裏の筋肉をシーソーのように使って骨盤を動かしているはずです。(正確には、深層筋と呼ばれる腸腰筋を使っていくことが大切で、使えている方もいらっしゃると思いますが、話が複雑になりますので、また次回に。)

このように、骨盤は体の前面か後面、強い側の筋肉に引っ張られて、骨盤全体として縦に閉じたり開いたりしています。

 

【ヒップアップ・ダウンの中での骨盤の動き】

分かりやすくするためにお椀を例えにしました。お椀と骨盤の違うところは、仙腸関節があるかないか。

取り巻く筋肉によって全体的に縦に開いたり閉じたりする骨盤の中では、仙腸関節を軸にした別の動きも起こっているのです。詳しく見ていきましょう。

ヒップアップでは骨盤の両側の腸骨が縦に閉じ(前方回転)、仙骨は逆に縦に開く方向に動きます(後方回転)。

ヒップアップ ヒッピアップ2
   

ヒップダウンでは腸骨が縦に開き、仙骨はその逆に動きます。

ヒップダウン
   

仙腸関節は数ミリ程度のわずかな動きですから、腸骨と仙骨が互い違いに動いたからといって、せっかく全体としてヒップアップしたお尻のかたちが、何だか変になるということはありません。
 
ただし、後で詳しくお話ししますが、自律神経が働きすぎてしまうタイプの方は仙骨に反応が出やすく、仙骨と尾骨が後ろに出過ぎて、少しとがり気味のお尻になります。

また、ご高齢の方、運動不足の方の中には、仙腸関節周囲の靱帯が硬くなり、お椀の例え通りに、骨盤全体が一体化して動くこともあります。

一体で縦に開いた骨盤
 

日常生活で左足重心が強かったりと、偏った姿勢になる人の場合は、左の仙腸関節だけが硬くなることが多いです。

女性では、婦人科系の臓器(子宮・卵巣など)に負担がかかっていると、腰椎や骨盤付近から伸びる該当神経の影響から、左重心になりやすい傾向があります。

 

骨盤の横開閉骨盤の横開閉
骨盤の横開閉
 
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