【骨盤ダイエットについて】
こと、ダイエットという視点からは、自律神経から骨盤を考えることが必要です。交感神経が活発であれば代謝もよく、太らないからです。
ということは、交感神経が活発な状態の骨盤にすればいいわけです。
ここまでの話をまとめると、交感神経が活発な場合の骨盤は左右には開き、縦にはヒップアップ方向の回転をし、お尻全体の筋肉は、交感神経が集まっている下部を中心にしてキリッと引き締まったようなかたちになります。
副交感神経が活発な場合はこの逆で、左右には閉じ、縦にはヒップダウン方向に落ち、お尻全体の筋肉は、腰に近い一部分(仙骨上部)は締まるものの、全体としてはポチャッとした下ぶくれ傾向になります。
開いた骨盤は太りやすいというイメージが一般的になっているため、交感神経が活発な場合の骨盤は左右に「開く」、と聞くと何か変な感じがしませんか?
痩せていてスタイルもよく、ヒップアップしてキリッと締まったお尻の中の骨盤は閉まっているような気がします。
しかしこれまで見てきたとおり、お尻の中では仙骨と腸骨が逆に動くなど、骨盤は細かく複雑な動きをしているということを覚えておいて下さい。
そしてこれからはぜひ「あなたの骨盤は開いていますね。」と言われたときに、「それは横方向でしょうか?縦方向でしょうか?それとも交感神経によってでしょうか?副交感神経によってでしょうか?」と、細かいところまで質問できるようになって下さいね。
さて、ここまでで、骨盤の「開く」「閉じる」についての説明はいったん終わります。
ここからは「骨盤と整体 Q&A」として、毎週更新している「施術例ブログ」を引用しながら、骨盤に関するあらゆる疑問についての解説を行っていきます。
順次更新していきますので、ときどきチェックしてみて下さいね。 |