骨盤と整体の情報館骨盤の歪みはグラデーション


「(2011年7月2日ブログ〜足裏の痛みとストレス〜より)

(前略)…痛むのはこのマメの場所。マメは急に出てきたわけではなく、ずっと以前からあったはずです。

最近になって痛み出したということは、一時的に左足荷重+前荷重(分かりやすいように以後、「荷重」を「重心」とします)が強くなったのでしょう。

均整法では、頭を使い過ぎると前重心に、また、自律神経のうち、交感神経を使いすぎると左重心になると観察します。…(中略)…重心は左や前、あるいは斜め後ろなど、体調によってあらゆる方向に偏る可能性があり、偏った先には胃経や肝経、様々なラインが存在します。

日常生活中、常に体重をかけやすい場所、あるいはラインに沿って、体の不調は起こりやすいのです。

立った姿勢での体重のかけ方は、ある人は左足が主だったり、ある人は右だったり、また、つま先、踵など、非常に個人差があります。

例えば、上記ブログの方は、左足とつま先に体重をかけやすいわけですから、一番体重のかかる部分は、「左足のつま先」になります。

つま先には、指が5本あります。厳密に調べてみると、5本のうち、さらにそのどれかに一番体重をかけやすいのです。

それが人差し指であれば胃経、親指であれば脾経や肝経といった経絡と合致し、それぞれの経絡ラインに沿って、体重をかけ続けているとも考えられるのです。

下図の通り、各経絡は足の指から頭の先まで伸びていますから、途中、骨盤も通過します。

十二経絡図

「経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂」

 

骨盤の歪みを、カイロプラクティックなどでは左右への開きと、前後への回転の4方向を組み合わせて表します。

その4方向を、さらに経絡ラインへかける体重の偏りに沿って分けると、同じ歪みを持った人はいないというくらい、骨盤の歪みには個人差のあることが分かります。

だからこそ、その方の不調の原因を、よりはっきり浮かび上がらせることができるのです。

 


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