骨盤と整体の情報館骨盤が開くと太る?


「(2010年3月6日ブログ〜太りたい〜より)

20代女性。やせ型なので、あと2kgほど体重が増えればうれしいとのこと。

大きくは二つ理由が考えられます。代謝がよすぎるか、もしくは胃腸の消化吸収力が弱いか。

前者の場合、太りすぎにしてもやせすぎにしても、副腎を中心に整えていく方法があります。

今回の女性は後者にあたる様子。胃の調子もよくないことが多いそうです。

先述の副腎調整に加えて、胃腸を姿勢的に押さえこんでしまう原因を整えていきました。

その際、大切な基準のひとつが、あばら骨(肋骨)などで構成される胸郭の閉じすぎ。

おへその上の肋骨「ハの字」がせまいと、胃腸の動く場所もきゅうくつになってしまいます。角度は約70度がよいとされています。(後略)


このように肋骨が閉じているときの骨盤は開く傾向にあり、肋骨とはシーソーのような関係になっています。

胃腸の弱い人は肋骨下部の「ハの字」が閉じる(せまい)ことが多く、その際、骨盤「逆ハの字」は開く(広い)という、シーソーのような関係になりやすいのです。

骨盤が開くと太る、とよく言われるから、逆なのでは?と思われた方。

骨盤の「開く」「閉じる」の方向にも、横への開閉か、縦(上下)の開閉かで意味が違い、そのときの自律神経の状態に大きく影響されます。

代謝がよい場合、自律神経から観ると交感神経の働きがよく、そのとき骨盤は尾骨周辺の交感神経に引っ張られるようにして、横に開く傾向にあります。

この視点からすると、「骨盤が開くとやせる」となります。

胃腸の働きの悪さに引きずられて肋骨がせまくなり、そのシーソーとして骨盤が開いてしまった場合には、一概に交感神経の働きがよいとばかりはいえません。

 

 

 


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