骨盤と整体の情報館頭蓋骨を整えると骨盤も整う?


「(2009年12月19日ブログ〜足の指に力が入らない〜より)

30代男性。ここ何日か、右足の人差し指に力が入らない。…(中略)…この男性の場合は、右の後頭骨が下がっていて、右腸腰筋(〜ちょうようきん〜。骨盤の内側にある筋肉)に強い凝りが観られました。

「後頭骨が下がる」という状態は、イメージしにくいかもしれません。

頭蓋骨は、ヘルメットのように一枚板ではなく、ジグソーパズルのピースがたくさん、はまりあっているような状態です。

その中で、右の後頭部にあたるピースが、左と比べてほんのわずかに下にずれている、と思っていただければよいでしょう。

そのピースをきちんとはめなおす操作を行ったところ、右腸腰筋の凝りがとれ、人差し指にも力が満ちてきました。

ブログには分かりやすく後頭部の右側というイメージで「右の後頭骨」と書きましたが、後頭骨はひとつしかありませんので、正確には「後頭骨の右側」です。

さらに言えば、後頭骨が下がるというよりは、右側の後頭部全体が、左側に比べて平らになる感じなのです。

後頭部の半分が平らになるためには、後頭骨だけではなく、となりにある側頭骨や上にある頭頂骨も関係します。

さて、上記の赤文字部分、この場合の右の骨盤(腸骨)は開いていることが多いです。

後頭骨への施術により右腸腰筋の凝りがとれると、腸骨の開きも整います。

頭蓋骨と骨盤、そしてその間にある肋骨の動きは、通常連動しています。連動がうまくいかなった部分に不調が現れるのです。


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