骨盤と整体の情報館骨盤矯正をしないほうがよい日


「(2009年12月12日ブログ〜これからの時期における胃の疲れ〜より)

通常行う施術としては、肋骨型の歪みに対して肋骨型の調整方法、左右型の歪みに対して左右型の調整方法が基本。

ただし、今回のような場合には、もともと肋骨型の体が、一時的に「今日は左右型の調整をして欲しい」と訴えていると観て、左右型の歪みに対して、肋骨型の調整方法を施していくと、よく整っていきます。」

均整法では体の歪みを、姿勢や動き、骨格の形状などをもとに、12種類に分類しています。上記の「肋骨型」や「左右型」に加えて、骨盤のかたちに特徴のある体型は「骨盤型」と呼びます。

人はこれら12種類の体型のうち、3種類を合わせ持っています。父から受け継いだ体型、母から受け継いだ体型、そして後天的に定まっていった体型です。

骨盤型は骨盤のかたちに特徴があり、遺伝的な要素が強い体型です。上記の例に出てくる肋骨型も同じ。その人の体質を表しているといってもよいでしょう。

その体質の上に、例えば食べ過ぎによって胃腸を壊せば、そのときには「左右型(消化器型)」という体型が、試験勉強のし過ぎや仕事の忙しさが一ヶ月も続けば「前後型(頭脳型)」という体型が一時的に上乗せされます。

つまり「骨盤型+左右型(消化器型)」「肋骨型+前後型(頭脳型)」など、複合体型になるわけです。

骨盤型の体質の人が一時的に胃腸を壊して「骨盤型+左右型(消化器型)」体型が現れてしまった場合、左右型調整のみで施術を進めていきます。

急性的に現れた体型(ここでは左右型)を無視して、体質的な体型の調整(ここでは骨盤型)をしないほうがよいのです。

一時的な左右型の歪みが整って、再び体質である骨盤型がいちばん上に現れるようになれば、その後は、月に1回の健康維持、あるいは体質改善の意味でその方に行う施術は、骨盤型調整へと戻っていくことになるでしょう。

 


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