「(2009年9月5日ブログ〜外反母趾予防体操〜より)
それほど先の尖った靴やハイヒールを履くわけでもないのに、足の親指付け根が痛くて「外反母趾かもしれない、」と来院される女性が多いです。
例えばある30代女性は、右の親指付け根痛でした。痛いときもあれば、それほど気にならないときもあるそうです。
立った姿勢での動きを観させていただくと、左にはよく捻れるのに、右には捻りにくいという特徴がありました。
親指の状態はというと、目立った変形はありませんが、左右の親指つけ根を比べると、明らかに右の関節の動きや手触りが硬くなっています。
真似をしていただくと分かりやすいですが、立った姿勢で身体を左にどんどん捻っていくと、右足は親指側、左足は小指側に体重がかかっていきます。
この状態がふだんからわずかにあり、また、例えば疲れがひどいときなどはより強調されるため、少しずつ右の親指つけ根や、左小指つけ根が痛んでしまったようです。(後略) |