骨盤と整体の情報館骨盤と肩甲骨、頭蓋骨は1セットで整える必要あり


「(2009年7月11日ブログ〜慢性化した肩の不調〜より)

40代女性。右腕をバンザイして下ろすときなどに、肩関節が途中で引っかかる感じがして少し痛む。過去に患った四十肩の名残なのでしょうか?とのこと。

肩関節との連動が強い、右の股関節を回してみると、内側へ回すときに引っかかる箇所があり、こちらには痛みがありません

肩関節と股関節は、動作をするときに、体幹の上と下でバランスをとり合っています。

例えば歩いたり、ボールを蹴ったりする動作を両腕を縛ったままで行うと、とてもやりにくいはずです。

構造的にも、どちらかが極端に大きかったり小さかったりすると、大きな側に振り回されて動きがとれなくなるため、ほどよい大きさの組み合わせになっています。

駅で電車を待つときの立ち姿勢など、日常のクセによりどちらかの足に体重をかけ続けていると、その側の股関節の動きが硬くなり、動きの範囲も小さくなります。

すると、その分だけ肩関節の動きも硬く、小さくなるのです。

均整法の視点から観た場合、肩関節と股関節に連動の強いもうひとつの関節「顎関節(がくかんせつ)」が加わります。

顎関節に不調のある人は、同じ側の股関節や肩関節の動きも悪くなっていることが多いのです。

そこで均整法では施術の際、それら三つの関節を含む「頭蓋骨」「肩甲骨」「骨盤」をセットとして、全身を整えていきます。


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