骨盤と整体の情報館肩が巻き込むと骨盤も巻き込む


「(2009年2月14日ブログ〜胸郭出口症候群〜より)

40代女性。左手の指が常にしびれている。特に中指。整形外科でも治療中。

(中略)この方の場合、例えば仰向けの姿勢を観させていただくと、左肩は、内側に巻き込んだかたちになっています。右肩の後ろはベッドに自然に着いていますが、左肩は少し浮き上がってみえます。

(中略)さらに、骨盤の左側も巻き込み、左のつま先が内側を向いています。左半身がすべて内側に巻き込んだ姿勢になっているのです。

わざと顎を上げ背中を丸め、猫背の姿勢をとってみて下さい。両方の肩は巻き込んだ状態になります。

そのときに膝が内に入って内股ぎみになる人は、骨盤が巻き込む(閉じる)傾向に、膝が外に向いてがに股ぎみになる人は、骨盤が開く傾向にあります。

どちらにしても、そのくらい肩の位置と骨盤の位置は連動しています。

上記の女性は、それが片側だけで起こっています。左側の肩と骨盤(腸骨)が巻き込んだかたちになっている、左側猫背なのです。

片側だけが猫背ということは、普段バッグを肩に掛けるクセなど、偏った体の使い方の影響もありますが、多くは、その猫背の側の内臓が慢性的に疲れています。

人によっては、左肩と右骨盤など、上半身と下半身とで逆に巻き込んでいる場合もあります。

左肩と右骨盤を結んだ斜めのライン上には、例えば肝臓がありますので、肝臓の慢性疲労から、斜め猫背になる人も見られます。


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